挙手は控えめに

主に趣味のことを気の向くまま書いています。

【天気の子】映画感想※ネタバレ有

更新、久しぶりだ。。。

新海誠監督の「天気の子」を見てきたので、感想など。

tenkinoko.com


ちなみに「君の名は。」も映画館で見ています。
その他、新海誠監督の映画は去年あたりにテレビでおおよそ見たりしています。

「天気の子」は、ほぼ事前情報なしで見ています。
新海誠監督作品であるという認識だけで、
ネタバレや考察は当然見ていませんし、あらすじ等も知らない状態で映画館に行きました。

ネタバレありますので、見ていない方は戻ってくださいね!!
ただの感想なのでそんなに深いことも書いていませんが。


泣けた?泣けなかった?

泣けました。
ちなみに私は年齢のせいか涙もろくなってるので、
プリキュアの映画を見て、開始5分の変身シーンで泣いたことがありますし、
アンパンマンの映画を見て、開始5分のアンパンマン登場シーンで泣いたこともあります。
何が言いたいかというと、泣けるかどうかは皆様次第です。

良かったところ

とにかく絵が綺麗

新海誠監督の作品はどれも言われていますが、風景がとにかく綺麗でした。
浄化されました。
ありがとうございました。

泣ける部分が複数ある

ストーリーが進む中で、私は4回泣きました。
1回目は、「今から晴れるよ」のシーン。
陽菜が初めて晴れ女としての?力を見せるシーンです。
晴れるシーンの演出が壮大な感じで、圧倒されました。

2回目は、陽菜が母親の病室から出て神社に行くシーン。
ここは母親のほうに感情移入してしまいました。
まだ自立できていない子供を残していくなんて辛すぎる。。。っていう涙です。

3回目は、ホテルで、陽菜がバスローブを残して消えたシーン。
ストーリー展開的に、消えるだろうなーって分かっていても、消えたら泣いちゃいました。。。

4回目は、帆高が雲の上に行って陽菜を助けるシーン。
ここは映画でもクライマックスの部分のはず。
帆高が代々木の廃ビルに着いて、必死に鳥居に向かうシーン、
RADWIMPSの歌が流れてきた時点で泣き始めてました。

凪がかっこかわいい

これは完全に好みです。
凪、すごく良いキャラクターでしたね。
ストーリー上、一番年下でありながら、とても賢くて、大人びていて、
でも、年相応に子供っぽい部分もきちんとある。
凪が、「お姉ちゃんを返せ!」と泣くシーンや、
代々木の廃ビルで刑事に体当りし、帆高を応援するシーンは本当に良かったです。
陽菜が大好きで、彼なりに彼女の幸せを願って行動しているのが素敵です。
割とよくある設定のキャラクターのはず、
そして私はショタコンではないはずなのですが、ときめきました。。。

比較的話が理解しやすい

ファンタジーやSFもので、たまに設定や話が複雑でよく分からないものがありますが、
この映画は割と理解しやすかったです。
何で陽菜が祈ると晴れるの? とか、
何で陽菜の体が透けてるの? とか、
何で陽菜が消えてどうやったら助かるの? とか、
説明が丁寧にされているので、
メインのストーリーは初見で理解できます。

深く考えても楽しいかもしれませんが、あまり深く考えずに見ても楽しめます。
難しい映画だと説明を端折っていて、よく分からないままだったりするんですよね。。。

ここは何でだろう?と思ったのは、
なんとかフィッシュのところ
学生2人が「何かあるだろ?」とか言って大量の水をかぶるところ
ですかね。

歌がいい

言わずもがな。
良い場面でピッタリの歌が流れてくるんですよね。
泣いちゃう。。。

うーんなところ

ラストの展開

ほぼ年齢のせいだと思いますが、
「好きな子(ヒロイン)のために世界を犠牲にする」という考えは
あまり賛同できませんでした。
若いなあ。。。と思いながらちょっと遠目から見てる保護者の気分になりました。

よくある漫画やゲームなどのストーリーだと、
ヒロインを助けて世界も救うという展開になりそうですが、
この映画ではヒロインを助けても世界が救えていないので。
要するにストーリー展開が好みじゃないって話かもしれません。

かといって大団円のハッピーエンドだったら、
それはそれでうーんかも?
救うか救わないかの2択じゃない選択肢があっても良かったのかなあ。。。

銃がキーとなるところ

これも好みの問題かもしれません。
銃というもの自体が、特に日本では闇社会のイメージがあり、
それを高校生の主人公が持って、使ってしまう展開があまり好きではないです。
ファンタジーの世界ならともかく、現代の日本が舞台なので、
高校生が銃を持つというのが、ちょっと現実離れしている感じで、うーんでした。

銃自体は、何かのシンボルとして映画の中で使われていると思うのですが。。。
すみません、そこまで深く考えて見てませんでした。

警察に追われるところ

警察は基本的に正義の象徴のはずで、この映画ではごくごく普通の警察を描いているとおもうのですが、
真面目に仕事して、市民の平和を守っている警察を自分のわがまま?で敵に回す主人公に
ちょっとうーんとなってしまいました。

ここも、私が学生だったら素直に感情移入できたところかもしれませんが。

好き?嫌い?

なんだかんだ書きましたが、好きです。
2回目を見るなら、考察サイト様を巡ってからがいいな。