EVE-NGにISEを入れたときのメモ
VMware PlayerでEVE-NGにISEを入れた時のメモ。
用意するもの
・ISE本体
...公式(Software Download - Cisco Systems)からダウンロード。
私の権限でダウンロードできたバージョンは1.1.4でした。ありがたや。
この記事ではISEのISOイメージを使っています。
・EVE-NG
...公式(Home -)からダウンロード&インストール。この記事ではインストール前提です。
・VMWare Player
...公式(VMware Workstation Player | VMware | JP)からダウンロード&インストール。この記事ではインストール前提です。
手順
VMWare Playerを開き、「新規仮想マシンの作成」をクリック。
「新しい仮想マシンウィザード」ウインドウが表示される。
「後でOSをインストール」を選択し、「次へ」をクリック。
「Linux」「Red Hat Linux Enterprise 6 64bit」を選択し、「次へ」をクリック。
仮想マシン名を入力。ここでは「ISE_Test」とした。
フォルダの場所は後で使うので、覚えておき、「次へ」。
ディスク容量は60GB以上に設定する。
「仮想ディスクを単一ファイルとして格納」を選択し、「次へ」。
「ハードウェアをカスタマイズ」をクリック。
「ハードウェア」ウインドウが出る。
メモリを4GB以上に設定。
「プロセッサ」を選択し、コア数を選択。
「Intel VT-x EP T または AMD-V/RVI を仮想化」にチェックを入れる。
※PCのBIOS設定で事前にCPU仮想化機能が有効化されていること
「新規CD/DVD(SATA)」を選択し、「ISOイメージファイルを選択する」を選択。
ISEのイメージファイルを参照させる。
ここまでの設定が終わったら「閉じる」をクリック。
以下の画面に戻る。「完了」をクリック。
以下の画面に戻る。ISE_Testの「仮想マシンの再生」をクリック。
以下の画面が表示される。「1」を入力しEnter。
なんやかんやメッセージが流れて、インストールが始まる。
インストールが完了すると、自動でリブートする。
リブート後、以下画面が表示される。
何も入力せずに、VMWare PlayerのメニューからOSをシャットダウンする。
以下のウインドウが表示されたら、「はい」をクリック。
VMware Playerを使うのはここまで。
ここからEVE-NG(構築済みの前提)を使う。
EVE-NGにログインし、以下コマンドでISEイメージ格納用フォルダを作る。
ここではフォルダ名は「ISE-1.1.4.218」。
mkdir /opt/unetlab/addons/qemu/ISE-1.1.4.218/
以下のような拡張子「.vmdk」ファイルがあるはず。
上記のファイル(このメモでは「ISE_Test.vmdk」)を、先ほど作ったEVE-NGのISE用フォルダに入れる。
※この記事を作ったときはFileZillaでsftp接続した
vmdkファイルの格納が完了したら、EVE-NGで以下コマンドを打つ。
ISEフォルダ名とvmdkファイル名は適宜読み替え。
cd/opt/unetlab/addons/qemu/ise-1.1.4.218/ /opt/qemu/bin/qemu-img convert -f vmdk -O qcow2 ISE_Test.vmdk hda.qcow2
上記コマンドが正常終了したら、元のvmdkファイルは消してよい。
これでISEがEVE-NG上で動かせるようになったはず。
起動してくれた。完了。